よくある質問
皆様より寄せられたご相談の中から、よくある質問をまとめました。歯の治療で、保険はどこまで使えるの?
ほとんどの基本的な治療は、健康保険を使う事ができます。
例えば、虫歯をつめたり、かぶせたりする治療や、歯の神経の治療、歯周病の検査や治療、抜歯、歯の抜けたところに入れ歯やブリッジをつくる処置、レントゲン投影やお薬などです。
しかしながら国が定めた範囲内で行うために、使うことの出来る材料、方法が制限され見た目や耐久性よりも機能性に重点が置かれています。
当院では、患者様のご希望をお聴きして、患者様にもっとも良いと思われる治療方法をご提案しております。
― 保険外(自費)治療 ―
ホワイトニング・セラミック・インプラント・歯周内科治療・マイクロサ―ジェリー・金属床など
保険診療 : 国が定めた範囲内で治療。審美性・耐久性よりも機能性を重視。
保険外治療 : 材料や薬などに制限はなく、あらゆる方法を選択可能。機能性だけではなく、審美性・耐久性も考慮している。
歯の汚れはどうしてつくの?
歯の汚れはお茶やコーヒー、紅茶などの着色、たばこのヤニなどによる外因的(後天的)な汚れと、歯が骨の中でつくられる過程で変色を起こす内因的(先天的)なものがあります。
その他には歯の表面が白濁したりもろくなる場合や歯の神経の治療後や歯をぶつけたりした場合の変色などがあげられます。
その対処方法は、ホワイトニング、ラミネートべニア、セラミッククラウンなど様々な方法がありますが、一時的な効果を求めて歯を痛めてしまったりその他の部分にも悪影響が出る場合があり、慎重な診察診断と正しい施術を行う事が重要です。
特に歯ブラシで表面を傷つけ、余計に色がつきやすくなる場合がありますのでご注意ください。
歯磨きは一日三回、欠かさずに行っていますが、むし歯ができてしまうのはなぜですか?
毎日、頑張って手入れをしているのに、むし歯になってしまうことは残念な事です。
患者様には「磨いているのと、磨けてるのは違いますので磨き残しの部分をしっかり把握して、正しいブラッシングをマスターしてください」とお話ししています。
また、歯と歯の間など歯ブラシでは綺麗にできない部分に対して、デンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素による予防をお進めしています。
また、つめ物の端やかぶせ物の縁などは露出した根の部分にむし歯が新たにできる場合があり、定期健診でのチェックが必要です。
歯周病は口ではなく、体のいろいろなところに影響があると聞いたのですが?
歯周病菌が直接、全身に悪影響を与えるというよりは、菌にたいする体の免疫反応の結果、それが血流を介して全身的にいろいろな悪影響をおよぼすといわれています。
最近の研究では、糖尿病、心臓疾患、低体重児出産、早産などが歯周病に関連する疾患とされています。また、肺炎、骨粗しょう症、肝炎、関節炎、発熱などへの関連も疑われています。
どうして矯正治療は必要なのでしょうか?
見た目が美しくなることによる審美的改善は勿論の事、正しいかみ合わせになる事で消化器官の働きを良くします。
歯並びがよくなる事で歯が磨きやすくなり、その結果、歯の寿命を延ばすという予防的な効果もあります。
不正かみ合わせを放っておくと、どのようになりますか?
食べ物をよく噛む事や正しい発音が出来なくなったりする事があります。また、肩こりや頭痛、顎関節症の原因の一つになる事があります。
その他に歯磨きがしにくいので、むし歯や歯肉炎になりやすくなる事があります。
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